最近、サラダ油よりオリーブオイルの消費が増えてきました。
どーも、のりたまPAPAです。
今日は地中海食が健康に良いと言われるキッカケとなった研究を紹介します!
1957年頃から対象者を組み入れをし、5年、10年と追跡をした研究です。(最終的に50年間の追跡調査をしました!)
この研究により、「食事と心血管疾患は関係がありそうだ」という予想が、しっかりと証明できた研究です。
とても古い研究ですが、現代の疫学調査の礎を築いた研究の1つです!

目次
どんな研究だったの?
参加国は、日本、アメリカ、フィンランド、ユーゴスラビア、ギリシャ、イタリア、オランダの7カ国で
1万2千人以上の方が参加をしました。
この試験は1950年代後半に開始で、日本ではテレビや冷蔵庫が普及し始めた時期です。
そのような時代背景の中、
血液検体を全てミネソタ大学に送り、検査環境にバラツキが出ないようにしました。
また、対象者が食べた食事を買い取り、分析をする、死亡の診断を複数の研究者が確認するなど、
7カ国全ての条件を統一しました。
当時を回顧する記事では、
「食事ができたと電話があれば走って、家庭まで受け取りに行った。協力してくれる家庭も2倍量の食事を作るのは大変だったろうと思う。」と振り返っていました。
研究者も、協力した方も大変な研究でした。
当時では前例がない大規模な疫学調査であり、技術面からも非常にタフな研究だったと思います。
そんな現代にも大きな影響を与えた研究から分かったことをお伝えします!

各国の食事が死因に関わる?
今回の研究で、見えてきたことは国ごとに死因に特徴があることです。
5年時点でアメリカ、フィンランド、オランダの対象者は心不全の死亡頻度が高かったのです。
また、10年時点でも同様の傾向でした。
日本においては、脳卒中の死亡が高い傾向にありました。
ギリシャでは、心不全や脳卒中の死亡はとても低い傾向にありました。

脂質が原因??
飽和脂肪酸の摂取は血清コレステロール値の高さと関連が見られました。
さらに、血清コレステロール値の高さは心不全の死亡と関連が見られました。
アメリカ、フィンランドのコレステロール値は日本よりも80mg/dL高い値でした。
一方、不飽和脂肪酸を豊富に摂取するギリシャ、日本では心不全は少ない傾向でした。

不飽和脂肪酸は何に含まれている?
今回の研究では魚介類やオリーブオイルから多く摂っていると考えられています。
ギリシャは、地中海食でほぼ毎食のオリーブオイルや週に2回以上は魚介類を食べています。
当時の日本は欧米食が進む前だったので、和食が中心で魚の摂取が多くありました。

なぜ日本は脳卒中が多かった?
考えられる原因としては、和食に性質にあります。
①脂質や動物性タンパク質が不足。
②醤油の使用や漬物など高塩分。
①脂質や動物性タンパク質が不足
低脂質、低タンパク食は、血中の低アルブミン、低コレステロールを示します。
この状況では、脳血管が脆くなります。
②醤油の使用や漬物など高塩分。
さらに、高塩分による高血圧により、脆くなった脳血管をダメージを加えます。
この2点が積み重なり、脳卒中が増えた可能性があります。
地中海食のバランス
今回の研究でわかったことは
ギリシャ、地中海食は心不全、脳卒中のリスクが少ない健康的な食事の可能性がある。ということです。
心不全のリスクが少ない
地中海食は、魚料理やオリーブオイルを使用することで不飽和脂肪酸を豊富に摂取します。
また、牛肉などは食べる機会が少ないため、
心不全のリスクになる飽和脂肪酸の取り込みが少ないです。
脳卒中のリスクが少ない
オリーブオイルなどで脂質は多く取り入れています。
食事のカロリー全体に対して脂質が44%を占めていました。
また、ヨーグルトやチーズを食べる機会が多く、
動物性タンパク質もしっかりと食べています。
この点が日本食との違いになります。
まとめ
・日本を含む世界7ヵ国を対象にした試験
・心不全のリスク因子に飽和脂肪酸が当てはまる。
・脳卒中のリスク因子は低脂肪、低タンパク質
・地中海食が心不全・脳卒中のリスクが少ない
さて、今回の記事は地中海食が健康に良いと言われるきっかけになった研究を紹介いたしました。
データに裏付けされているので、取り入れられる点から生活に落とし込んでいきましょう!
それでは、また!




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